2011年 10月 08日
ジジが我が家から希望者さんのおうちへ行った時の話
移送して下さったママさんがブログにアップしていたので、
ご了解頂いた上で転載させて頂きました。
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ジジを車に乗せてから、私は後部座席に座って、ジジの体を撫でてました。
ジジの体、ゴツゴツしてた。
引き出されてから体を動かしてるので、筋肉も少しずつついているようだけど、
お尻から後ろ足にかけてはお肉もないし、筋肉もなくって、なんだか心地悪そうで。。。
ロフェの車用のドッグベッドからお尻がはみ出してたから、
本当はベッドの上にお尻も乗せたかったんだけど、
でも、あんまりかーちゃんが動くと、ジジ緊張するといけないと思って、
ただ、軽くなでたり、話しかけたりすることだけしかできなくって。
筋肉どころか、本当に骨と皮だけで、なんだか泣けてきました。
同じわんこなのに、どんな家に迎えられるかで、その子の一生が決まってしまう。
ジジの飼い主は、いったいどんな飼い方をしたのか。
痩せすぎだ!!
首輪だって、どんなに外そうとしても、金具が皮に食い込んではずせなかった。
長い間つけっぱなしってこと。お風呂にも当然入れてない。
歯はぼろぼろ。それどころか、削ってる。
家の柱をかじった? 人間の手をかじった?
そしたら歯を削っていいの?
でも、ウジウジ泣いてる私なんか眼中にないジジは、
車の窓の外に見える看板の光なんかに顔を向けたり、
信号で止まっている間に、ジジのほっぺたなでるよとーちゃんの手に安心して
一瞬リラックスしたりと、何だかけっこう忙しそうだった。
希望者さんの家について、ジジを車から降ろすとき、ジジ嫌がったよ。
どんなところで降ろされるのかわかんなくって、こわかったんだと思う。
カーニャもそうだった。
しばらくは初めてのところでは、車から降ろされるの嫌がって車のシートにしがみついてた。
でも、車から降りて地面のにおいをかいだあとのジジはというと、
しんみりしてるかーちゃんをよそに、
希望者さんの家の門をぐいぐい入って行って、玄関に侵入して、
希望者さんがリビングのドアを開てくださったら、当然のようにリビングに入って行って。
かーちゃん、そんなジジを口あけてみてました。
ジジはここが自分の居場所って感じとったのでしょうか。
ジジ、幸せになってね。
捨てられた犬を一生懸命保護している方々がいますが、
それ以上に、簡単に犬を飼って、そして捨てる人がいる。
ボロボロにして。
こんな現実、知らなければよかったと思います。
ジジの写真撮ろうと思ってたけど、少し暗くなっていたので
フラッシュが目に良くないかもしれないからやめといた。
でもジジのお顔は、私の頭の中にしっかり記録しています。
ジジを応援してくださっている方々
本当にありがとうございます! そしてこれからも見守ってください。
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ママさん、パパさんありがとうございました!!!