もう7ヶ月位前のお話です。(超長文です)

ある収容所に一匹の黒ラブの女の子が収容されていました。
a0166629_14513235.jpg
a0166629_1452018.jpg

顔にも体にも泥が付いていて、山奥に放棄されたのか、それとも長い期間放浪していたのか、
一体どうやって生き延びていたのか・・・

そしてこの何か物言いたげな顔。・・・写真をみているだけで、心が痛みます。


少し話しは逸れますが、全国の収容所情報はこちらから確認出来ます。
また、飼い主が直接収容所に持ち込んだ犬はこちらには記載されず、(迷い犬と違って飼い主が分かっているので)
誰にも知られず早ければ翌日に処分されてしまう犬もいます。
(各自治体により、対処は異なります。)

そして収容所情報に載っている犬は収容期限が切れても、どの犬でも、またどなたでも引き取れるとは限りませんので、
まずは各自治体のHPをよくお読み頂き、引き取りを検討されていない方や、業務に支障を来たすようなお問い合わせ等はご遠慮下さい。

そしてもし保護犬、猫をご検討されている方でお住まいの地域の自治体が、何らかの事情により一般譲渡をしていない無い場合は、地元愛護団体から犬猫を譲り受けたり、
お住まい以外の都道府県の収容所でも譲渡可能の場合がありますので、
自分で訪ねて行ける範囲の自治体の情報もチェックして頂けたらと思います。
譲渡会などの情報も手に入るかも知れません。

(ちなみに東京都の場合、2~3年前は子犬里親希望者が60人待ちとか、80人待ちとかありましたが、
その一方で隣や隣の隣の県では、譲渡仕切れない沢山の子犬、(もちろん成犬、老犬も)が収容され、生後3ヶ月位までは譲渡対象になるが、6ヶ月位になると譲渡がとても難しい状況になり、残念ながら処分されてしまう犬もいます。
子犬を迎えたい方は、ぜひ、少し遠くまで出向いて、こういう犬猫達を家族として迎え入れて頂けたら嬉しいです。
もちろん、成犬、老犬、ミックス犬、病気持ちの犬達を家族にするっていう事が、もっと当たり前の日本になるといいですね。
収容所情報の写真ではかわいくないな~と思った犬でも、レスキュー後、どんどんかわいくなるのですよ!!!)


話がだいぶ逸れましたが、この犬も、収容期間が終わり、誰にも知られず
命の終わりを迎えなければならない日が近づいていました、、、

そんな時、静岡のHさんが、関東の収容所情報からこのコを見つけ出し、細かい健康状態や、性格など分からない、にも係わらず引き取りたいと、申し出て下さいました。
決して若くはない(当初の推定年齢10歳)、しかも大型犬は殆ど助かる道が無い地域ですので、本当に大変有難いお話です。


実はHさんは、子豚組の違う保護犬に、里親希望を出された方でした。
(最初に希望された犬は無事に家族が出来ました)

そして色々とお話しているうちに、
今、こちらで里親募集されている犬は取り合えず命が助かった犬である事、
そして、明日の命さえ保障されていない犬が収容所にはいる事などをお伝えしたら、

”他に助かる手立てのない犬を引き取りたい”

と仰って頂きました。

一般に収容所の犬達は、情報がとても少なく、
外見からは分からない病気や、細かい性格などは分かない事が多いですから、
それでも犬を引き取って下さる、というのは本当に有難いお話です。


そして、いつもお世話になっているAさんが引き出しのご協力を
そして栃木のSさんが、引き出し後の数日間のケア、シャンプー等をして下さいました。

Aさん、Sさん。いつもお忙しい中、快く引き受けて下さり、本当に有難うございます!!


Sさんから頂いたレスキュー直後のコニー。(Hさんが命名)
a0166629_17283014.jpg

”元気元気で鳴きっぱなし、寝ません(笑)”
a0166629_17284312.jpg

以下Sさんからのメールです。 

”黒ラブちゃん、3日たって大分落ち着きました。

当初は、どうなることかと(爆)思うくらいでしたが、本犬も少し落ち着いたのか回
りが見えてきたようです。

着けていた首輪の状態は恐ろしい程でしたが、黒ちゃんを洗ってみたら、とてもいい
毛艶をしているのです!

どんな生活だったか、謎の多いワンコです。
a0166629_17285292.jpg

お散歩は2日目から、ほぼ人の前に出ないようになりました。(すばらしい!)

何も知らない分、素直に吸収するのか???

トイレも、だんだんコツがつかめてきました^^

散歩ではトイレをぜず、庭の同じところで必ずします。

間隔が短いので、失敗はあります。

他の犬と簡易的にではありますが、隔離するのにサークルに入れています。

とにかく、鳴きっぱなしで。。。なにをしても効果がなく、疲れてやっと寝るような
状態です。

今日は、3匹を外のデッキに出し、黒ちゃんを部屋でフリーにしたところ、ピタリと
静かに。

いたずらする様子もなく、うろうろしてました^^

フリーにできれば、問題ないように思えます。

あとは、快食快便、とても元気です。”

a0166629_1729128.jpg

その後コニーは体調を崩し、ご飯を残し、横になったまま動かず、吠えず、、、
Sさんから
”ここ数日、ゆっくり休めていないのと、昨日あたりから少し安心した様子がみられたので
気が緩んでどっと疲れがでたのであればいいのですが。おしっこ、うんちは快調です。”

そしてHさん宅で移動後も体調が優れず、食欲不振、下痢などもあり、とても心配しましたが、
その後、状態が落ち着いて、元気に復活♪

しかしその後、子宮蓄膿症が発覚。(手術跡があるので、避妊手術は様子見でした)
早くに気付き、摘出手術を無事に終え一命を取りとめました。(本当によかった!)
a0166629_17291094.jpg

↓河口湖へ連れて行って貰ったコニー。
a0166629_17291997.jpg

a0166629_17292933.jpg
a0166629_17293865.jpg

↓箱根に連れて行って貰ったコニー。
a0166629_17295283.jpg
a0166629_1730560.jpg
a0166629_17302327.jpg

↓近所の沢へ連れて行って貰ったコニー。
a0166629_17302892.jpg
a0166629_17314677.jpg
a0166629_17315176.jpg

(Hさんに顔出しOKの許可頂いています♪)
体重は20キロから28キロへ、(足が太くて今時珍しい、立派なラブラドールです)
年齢も当初は10歳位だったのが、7~8歳では、という事でとても幸せに暮らしているコニーです。

どの写真も、コニーの目線の先にはパパママさんがいて、安心しきった優しい眼差しが嬉しくてたまりません。
Hさん、本当に有難うございますね。いつまでもいつまでも、ず~~~っとお幸せに♪

そして、コニーに続いて、幸せになれる犬が増えますように!!!
コニーパパママさんのように素敵な選択をしてくれる方が増えますように!!!
[PR]
by i13kei | 2013-09-23 01:10 | コニー | Comments(4)